■2020年2月16日
第11回 モヤシ・キンカン

八百屋塾2019の第11回目は、「モヤシ」や「スプラウト」、「キンカン」がテーマでした。

モヤシ、スプラウトなどの展示
キンカンの展示
 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤 栄一郎

 本日、モヤシやスプラウトのご講演をいただく成田食品の佐藤さん、村上農園の福島さん、毎回商品の説明をしていただく東京青果の方々にも感謝申し上げます。今日の商品は日頃から市場でなじみの深いものばかりで、話も弾むのではないかと思います。

 今、テレビなどでは新型コロナウイルスの話題ばかりで、感染者の増加が心配です。早く収束してくれることを願うばかりです。

 今年6月から、われわれもHACCPの考え方に基づいた衛生管理が求められます。先日、組合で食品工場を見学し、安全に越したことはない、と改めて痛感しました。

 今日は講師の先生方のお話をしっかり聞いて、今後の仕事に役立ててください。

東京都青果物商業協同組合 理事長
近藤 栄一郎
 
■八百屋塾元実行委員長 杉本晃章

 八百屋塾はこの3月で20周年を迎えます。久しぶりに来て、メンバーもだいぶ変わった、と感じています。

 先日、コモディイイダ100周年のお祝いに行ってきました。元八百屋の量販店ですから、野菜をとても大切にしています。店頭で消費者と対峙して野菜を売る、というスタンスがあります。バイヤーさんなど、店長クラスの人が5〜10人、八百屋塾にも勉強に来ていました。われわれの組合として勉強会を開催してよかった、と思っています。

 今日のテーマは「モヤシ」です。過去に2回、成田食品さんの相馬の本社を見学しました。今や全国的にモヤシといえば成田食品さんです。衛生管理がしっかりしていて、日持ちがよく、おいしく、ロスなしで売れます。その昔、モヤシはバラで来て色が変わらないように水で冷やしたので、やわらかくなるのが早く、ロスの代表格でした。

 「八百屋はただのモノ売りにあらず」です。今日はしっかりと勉強して自分の商売に役立ててください。

八百屋塾元実行委員長 杉本 晃章
■八百屋塾実行委員長 飯塚 高史

 2月の八百屋塾を始めます。

 モヤシについては成田食品の社長である佐藤さん、スプラウトやマイクロハーブは八百屋塾の受講生でもあった村上農園の福島さんにご講演いただきます。また、JAしみずの望月さんにはキンカンの説明をしていただきます。

八百屋塾実行委員長 飯塚 高史
 

八百屋塾修了式中止のお知らせ

八百屋塾実行委員会は、先日政府から発表された「新型コロナウィルス感染症対策の基本方針」や、安倍首相からの「今後2週間の大規模なイベント等の中止、延期、または規模縮小の要請」を受け、感染拡大防止の観点と受講生のみなさまならびに関係者の健康、安全面を考慮し、下記行事の中止を決定しました。
受講生のみなさまには、たいへんご迷惑をおかけしますが、今回の決定にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

<中止決定行事>
令和元年度(20期)八百屋塾修了式および基調講演」
日程:令和2年3月15日(第3日曜日)
場所:千代田区神田松永町104番地東京青果商会館(TSKビル)8階研修室

※なお、今年度の修了証書授与は、4月の開講式で行います。対象者(メールでお知らせしています)の方は、「令和2年度4月の八百屋塾」にご参加いただければ幸いです。
また、郵送の対応もいたします。ご希望の方は八百屋塾本部事務局までお申しつけください。
今後とも八百屋塾の運営にご協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

主催/東京都青果物商業協同組合
八百屋塾実行委員長 飯塚 高史