■2019年5月19日
第2回 豆類・メロン

八百屋塾2019の第2回目は、「豆類」と「メロン」がテーマでした。

豆類の展示-1
豆類の展示-2
 
■八百屋塾実行委員長 西沢 好晴

 今回のテーマは「豆類」です。3月の講師、WaRa倶楽無の船越康弘さんも言っていましたが、植物は人間に食べられるためではなく、子孫を残すために生きていて、そのために自分の一生を捧げています。豆として完成したものの中には、次の世代につなげていく命が詰まっています。そう考えると、「豆を食べる」というのはすごいことです。今回は、豆類のほか、キャベツとメロンの食べくらべもあります。しっかり勉強してください。

八百屋塾実行委員長 西沢 好晴
 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤 栄一郎

 おはようございます。令和初の八百屋塾に、大勢のみなさま方にお集まりいただき、まことにありがとうございます。本日の講師であるみかど協和の上野さん、東京青果の高谷さん、調理の先生方やスタッフのみなさんにも感謝申しあげます。

 先週は神田祭、今日は浅草の三社祭と、初夏は下町のお祭りの季節です。祭りというと連想するのはソラマメ。神輿をかついだり見たりしながら、山盛りのゆでソラマメを食べたものです。本日はその豆類の勉強会です。このところ豆類が少なかった感じですが、お祭りが終わるとどんどん出てくるのが市場の常です。

東京都青果物商業協同組合 理事長
近藤 栄一郎
 われわれが若い頃は、サヤエンドウなどが山で売られ、主菜になりました。今は主菜として使われることはありませんが、スターもバイプレーヤーもいなければストーリーにはなりません。メインを引き立てる添え物、副菜になるものの勉強も大切です。

 時代とともに食も変化します。先日、若いお客さまにソラマメの食べ方を聞かれました。調理の仕方、食べ方を知らない人が増えています。八百屋さんには、食文化を継承する役目も務めていただきたい、と思っています。
 

2019年度 第3回八百屋塾
2019
年6月16日(日)


講演:「あなたの知らない!?和ハーブの世界」

講師:(一社)和ハーブ協会 理事長 医学博士 古谷暢基


テーマ:和のハーブ・スイカ


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