■2019年8月18日
第5回 出張八百屋塾@北足立市場

八百屋塾2019の第5回目は、北足立市場で出張八百屋塾を開催しました。

■プログラム
  1. 飯塚実行委員長 挨拶
  2. 東京商組 近藤理事長 挨拶
  3. 杉本支所長 挨拶
  4. 講演1: 「漬物やカット野菜の衛生管理 〜食品事故の恐怖から店を守る〜」食品を加工する際に求められている基礎的な知識の取得 本部青年会 吉野元
  5. 講演2:「多品目少量栽培で成功できる! 小さな農業の稼ぎ方」 (有)コスモファーム 取締役会長 中村敏樹氏
  6. 加工実習 ピクルス
  7. キュウリの食べくらべ
  8. フライドポテトの試食
  9. ナシの食べくらべ
  10. 漬けものについて 清兵衛コーポレーション 代表取締役 米田穣一郎氏
  11. 調理現場での衛生管理について 石井玲子氏

加工実習で作ったピクルス-1
加工実習で作ったピクルス-2
 
■八百屋塾実行委員長 飯塚 高史

 本日は北足立市場で出張八百屋塾を開催します。北足立市場の関係者のみなさまには多大なるご協力をいただき、感謝申し上げます。

 八百屋塾は約20年続く商組の事業のひとつで、毎月1回秋葉原で勉強会を行っています。年に1回は各市場を回って、みなさま方に八百屋塾ではどういうことをしているのか、知っていただく機会を作っています。興味がありましたら、通常の八百屋塾にもご参加いただければ幸いです。

 今日は一日楽しく勉強してください。

八百屋塾実行委員長 飯塚 高史
 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤 栄一郎

 本日の出張八百屋塾を開催するにあたり、北足立市場のみなさまには総出でお手伝いをいただき、御礼申し上げます。また、漬けものなど6次産業化のお話をしていただくため、講師の中村先生に遠方からお越しいただきました。まことにありがとうございます。

 20年前に八百屋塾を立ち上げたとき、創始者である江澤正平先生は、「季節や産地の違いを認識してお客さまに説明しなさい」、「各支所で八百屋塾のような勉強会を行いなさい」、「そのために必要な設備は行政に作ってもらいなさい」と、おっしゃっていました。

東京都青果物商業協同組合 理事長
近藤 栄一郎

 北足立市場では、2011年(平成23年)、組合員の減少もありこの場所を行政に返した際、調理室を作ってもらいました。立派な設備が整っているのは、日頃の八百屋塾の実績が行政に認められたからだと自負しています。各支所においても、このような設備を作ってもらえるように交渉してみてはいかがでしょうか。

 猛暑の中、熱中症で倒れる方も多くいます。今日のお話の漬けものは塩分を摂ることにつながり、タイムリーではないかと思います。

 ぜひしっかりと勉強して明日からの商売につなげてください。

 
■支所長 杉本晃章

 八百屋塾は2000年(平成12年)にスタートし、北足立では2003年(平成15年)から勉強会を始めましたが、設備が整っておらず、調理室が必要でした。

 近藤理事長のお話のように、組合の人数が減ってきたので、2011年(平成23年)に、このフロアを半分返却しました。そこに調理室を作ってもらったわけです。

 八百屋塾の創始者である江澤正平先生は、「各支所でも八百屋塾を始めなさい」と言っていましたが、今のところ実行したのは北足立市場だけです。現在、市場協会から予算を補助してもらい、年に6回、食育教室を開いています。日曜日は会場が空いていることが多く、使用料は5000円と破格です。みなさんが使いたいときは私から東京都に掛け合いますので、ご相談ください。

支所長 杉本 晃章
 

2019年度 第6回八百屋塾
2019
年9月8日(日)


講演:「残暑はつづくよ。まだ間に合う夏の味覚ウリの話」

講師:種苗会社 石田友一氏


テーマ:瓜類・ブドウ


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