■2023年1月22日

第10回 春菊・せり

八百屋塾2022 第10目のテーマは、「春菊」と「せり」でした。

せりの展示
春菊の展示
柑橘の展示
じゃがいもの展示
 
■八百屋塾実行委員長 飯塚高史

 新年あけましておめでとうございます。今年もみなさまにとって良い年になりますよう、スタッフ一同祈っております。本年はうさぎ年ですから、八百屋塾もぴょんと跳んで、コロナも5類になるようですし、来期は通常開催に戻していきたいと考えています。

 今日は、宮城県農業・園芸総合研究所の高橋勇人さんに「せり」についてご講演いただきます。東京青果の鈴木さんによる品目説明、領家さんの伝統野菜コーナーもあります。よろしくお願いいたします

八百屋塾実行委員長 飯塚高史
 
■東京都青果物商業協同組合 理事長 近藤栄一郎

 あけましておめでとうございます。日頃は八百屋塾の活動に多大なるご協力をいただき、まことにありがとうございます。リモートでご参加のみなさまや、調理担当の方々にも感謝申しあげます。本日ご講演いただく、宮城県農業・園芸総合研究所の高橋勇人さんにもお礼を申し上げます。年が明け、いろいろなことが早く回っている気がします。今年もぜひ八百屋塾を活発に行っていただきたいと願っています。

 本日のテーマは「春菊・せり」。鍋物には欠かせない野菜で、今の季節にぴったりの商材です。ちょうど私は昨日、せりと牛肉の炒めものを食べました。非常に香りや歯ごたえがよかったです。若い世代は、鍋には水菜を使ったりもするようですが、われわれにはやはり春菊が不可欠です。ぜひしっかりと勉強してください。

東京都青果物商業協同組合 理事長
近藤栄一郎
 本年も引き続き、みなさまには八百屋塾にご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。
 
■八百屋塾顧問 副理事 杉本晃章

 あけましておめでとうございます。八百屋塾は、毎年、農林水産省の後援をいただき、大変名誉なことと思います。このような勉強会で国の後援を得るのは並大抵ではなく、当組合の力を感じる次第です。

 今日、この場に東北のせりが並んでいます。見ただけでふだん扱っている品物より抜群にいいのがわかります。香りも色も素晴らしい。春菊は、ふだん売っている「中葉」より、「株張」や「おたふく」などおいしいものがたくさんあります。いかに消費者が野菜のおいしさに目覚めていないか。さっと湯通しすれば食べられるくらいやわらかくておいしい春菊が売れなくて、かたいのに見かけばかりいいものが溢れています。みなさんにはぜひそうした状況を打破して、世の中にもっとおいしい野菜があることを広めてください。

八百屋塾顧問 副理事 杉本晃章

 のちほど「ポンカン」、「はるみ」、「デコポン」の話もしますので、よろしくお願いします。

2022年度 第11回八百屋塾
2023
年2月19日(日)

産地視察:埼玉県深谷市「深谷ねぎ・いちご」


2月の八百屋塾受講ご希望の方はこちらへ