■2022年11月20日 第8回 じゃがいも・早生みかん 〜 講演「じゃがいも」について 一般財団法人いも類振興会 理事長 矢野哲男氏
◇はじめに
  • 私は以前、農水省の旧畑作振興課で「いも類班」を担当していました。対象は「じゃがいも」と「さつまいも」です。現在は、(一財)いも類振興会で勤務しており、ここでは我が国唯一のいも類専門情報誌「いも類振興情報」(季刊)を発行・配布しています。インターネットでもバックナンバーをご覧いただけます(http://ebook-viewer.com/imoshin/)。

  • 農水省では「ばれいしょ」と呼んでいますが、今日はわかりやすいように「じゃがいも」で統一して、来歴と特性、需要と供給、品種の動向、流通と価格、栽培技術(生理障害)、品種改良と種いもの増殖、料理(食文化)についてお話ししたいと思います。
一般財団法人いも類振興会 理事長
矢野哲男氏
◇じゃがいもの来歴と特性
  • じゃがいもの原産地は南アメリカのアンデス山脈から北はメキシコに至る3000〜4000m級の高地といわれています。広範囲に多くの野生種があり、どこがオリジナルかは定かではありませんが、7000年前には栽培化されたとされています。

  • 16世紀末にスペイン人がインカ遠征の際に持ち帰ってヨーロッパ全土に広がりました。最初は鑑賞用だったようです。その後、オランダなどの海外進出により世界各国に伝播しました。

  • 日本へは1600年前後にインドネシアのジャカルタから長崎に入ったというのが定説で、その後、寒高冷地を中心に普及しました。

  • 植物学的にはナス科。冷涼な気候に適しており、主産地は栽培適地の北海道です。栽培が容易で生育が非常に早く、西南暖地では、年に2回(春作、秋作)の栽培が可能です。単位面積当たりの太陽エネルギー固定率は作物の中でもトップクラスです。

  • フランス語で「大地のりんご」と呼ばれるようにビタミンやミネラルに富む食品であり、調理方法も煮物、フライ、サラダ、スープと極めて多様で、どんな料理にも使えます。

  • じゃがいもの祖先は2倍体でしたが次第に変化し、現在の普通のじゃがいもは4倍体です。ただ、例外もあって「インカのめざめ」は2倍体、「アンデス赤」は3倍体という変わったじゃがいもです。
◇需要と供給
  • 日本におけるじゃがいもの年間消費量は約320〜340万t。用途別には青果用が2割、ポテトチップなどの加工食品用が5割、片栗粉などのでん粉原料用が2割、種子などその他が1割です。

  • じゃがいも栽培には1/10の種いもが必要で、種いもが非常に重要です。

  • 1980年代後半以降、フライドポテトなどの冷凍加工品や乾燥マッシュポテト(ポテトフレーク)などの調製品の輸入が増加しました。近年はポテトチップ用の需要が増加し、国内産での不足分を輸入に頼っています。米国産ポテトチップ用の生いものみ、一定の条件の下で輸入しています。植物防疫の関係上、ほかの国からの輸入はできません。

  • 国内生産量は220〜240万t。北海道が8割を占め、他には鹿児島、長崎、茨城、千葉が主産地です。

  • 北海道産は4割がでん粉原料用で、3割が加工食品用、青果用は1割強。その1割の青果用のじゃがいもが、私たちの食生活を支えています。

  • 九州産は大半が青果用ですが、鹿児島県は加工食品用が増化傾向にあります。関東では青果用は千葉県では6割、茨城県は3割で、残りは加工食品用です。

  • 作付面積は、他作物への転換や、生産者の高齢化に伴う作付中止や模縮小などにより、減少傾向です。

  • 全国の作付面積のうち、北海道が7割弱。2019年、全国では2,100ha減少し、74,400ha。2020年は、全国では2,500ha減少し71,900ha、北海道では48,100haとなっています。

  • 2020年は北海道が大不作になり、反収が約5%減。価格も高騰しました。過去にさかのぼると2018年、2016年も落ちています。2021年、2022年は比較的落ち着いている状況です。

  • じゃがいもの反収が大きく伸びたのは、国が安定的にウイルスフリーの種いもを供給できるようになったことが大きいのですが、現在は頭打ちの状態です。
◇品種の動向
  • 現在の主要品種は、青果用の二大横綱「男爵薯」と「メークイン」、鹿児島や長崎は「ニシユタカ」。加工食品(ポテトチップ)用では「トヨシロ」。これは青果用にも流れています。でん粉原料用は「コナフブキ」。いずれもジャガイモシストセンチュウ抵抗性がないため、抵抗性品種への転換が課題となっています。

  • ジャガイモシストセンチュウは、過去に南米から入った肥料が原因とされ、北海道で50年ほど前に発生し、他県にも広がりました。それに加えて、ジャガイモシロシストセンチュウが7年前に北海道で発生し、大きな問題になっています。これからの品種には、シスト抵抗性を持っていることが求められています。

  • 農研機構や都道府県・民間の研究機関では、需要の変化や病害虫の発生・被害に対応した品種改良を続けていますが、交配から品種登録までには膨大な作業と10年に及ぶ期間が必要です。

  • 近年、加工適性にすぐれ(芽が浅いなど)、機械化に適した、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性の優良品種が育成されています。青果用では、芽が浅くて調理しやすく、食味の良い「きたかむい」、「ピルカ」、「さんじゅう丸」、「ながさき黄金」、「アイマサリ」など。加工食品用は、大粒でフライ加工に向く「こがね丸」、食味がすぐれコロッケ加工に適した「はるか」、ポテトチップに適した「きたひめ」、「ぽろしり」、長期貯蔵が可能な「ゆきふたば」など。でん粉原料用は、収量の多い「コナユタカ」、早掘適性の高い「コナユキ」。
◇育種の状況
  • 1つの品種ができるまでに10年かかるので、育種の研究をしている方は、いろいろな方のニーズを聞きながら、10年先にどのようなものを出せばいいのか考えて交配しています。

  • 病害虫に加え、近年の大きな問題は温暖化です。最近は、冷涼な北海道でも夏場にじゃがいもの生育適温を過ぎてしまうこともあるなど、心配な状況です。そうしたことにも適応できる品種を研究しています。

  • 育種はジャンルによって狙いが違い、青果用・業務加工用は、調理しやすいこと、味がいいこと、歩留まりがいいことなどを狙って開発をしています。

  • ジャガイモシストセンチュウとジャガイモシロシストセンチュウですが、人間には影響がなく、仮に食べたとしてもまったく害はありません。どちらもじゃがいもの根に取りついて養分を吸うのですが、一番の問題はシスト、つまり「卵」で、土の中で10年以上も生き続け、ナス科の植物が植えられると、それにとりついて孵化します。そしてまた植物体の栄養分を吸いつくしてシストを作る、これを繰り返す非常にやっかいな害虫です。
◇育種の流れ
  • 新しい品種を作るには15万個ほどの種が必要で、それを選抜し絞り込んでいきます。10年経ってようやく1つの系統が選抜される、という息の長い作業です。

  • 花が咲いたら、一方の花粉をもう一方につけて交配します。「男爵」や「メークイン」は実がつきませんが、「とうや」などはトマトそっくりの実がつきます。中に入っている種をポットに植えると、小さなじゃがいもができます。その一個一個がすべて別の性質を持っており、それを畑に植えて選抜を繰り返します。

  • 私が農水省で担当していた頃、シスト抵抗性の品種を増やすことが最優先の課題でしたが、産地の方は、それまでの品種より劣っている点があるとなかなか作ってくれませんでした。

  • 「キタアカリ」のように名前に「アカリ」とつく品種には抵抗性があります。「とうや」にも抵抗性があります。でんぷん原料用では「コナフブキ」は素晴らしい品種ですが、抵抗性がないので作らないことになりました。ただ、「コナユタカ」は半分「コナフブキ」の血をひいています。加工食品用の「トヨシロ」も、カルビーの社長が「抵抗性のある品種に置き換える」と宣言されましたから、方向転換すると思います。残念ながら青果用は目途がついていません。なんとか「男爵」、「メークイン」に代わる品種を早く出して置き換えることが関係者の悲願です。ちなみに「男爵」にシスト抵抗性の遺伝子を遺伝子組み換えの手法で入れることは消費者の方に受け入れていただけないでしょうし、ゲノム編集では対応できないという問題があります。
◇品種の紹介
  • 「ピルカ」はシスト抵抗性があり、芽が浅い。「メークイン」に置き換えることを狙っている品種です。「メークイン」は二次成長しやすく、形がボコボコになることがあります。また、グリコアルカロイドができやすく、じゃがいもで中毒を起こすケースはほとんどが「メークイン」だと思います。

  • 「パールスターチ」は、でん粉原料用。ポテトチップス用としても評判がいい品種です。

  • 「しんせい」は、ポテトチップス用。じゃがいもは貯蔵していると糖分が増え、ポテトチップスにする褐変してしまいます。「しんせい」は糖分が増えにくく褐変しにくい品種で、シスト抵抗性もあります。

  • 今日並んでいるカラフルポテトは少し前の品種で、最新の品種は「シャイニールビー」、「ノーブルシャドー」。断面が鮮やかなピンクと紫色の品種です。10年くらいかけて、だいぶ色が濃くなりました。市場に出回るにはもう少し時間がかかると思います。

  • 「ゆめいころ」は、肉食が白でシスト抵抗性があり、そうか病にも中程度強い。「男爵」に置き換えることを狙っています。「いころ」はアイヌの言葉で「宝」。つまり、「夢の宝」という意味です。一般栽培は2025年なので、まだ時間がかかります。

  • 「フリア」は、でん粉原料用のジャガイモシロシストセンチュウ抵抗性がある品種です。
◇流通と価格
  • 青果用は大半が市場流通です。全国各地の卸売市場経由で量販店や八百屋さんの店頭に並び、家庭用として消費されます。

  • 卸売市場から仲卸・小売業者を経て業務用(外食産業用)として流通するほか、最近では産直などの取り組みも増加しています。

  • 青果用は野菜としての性格が強く、流通コストがかさむことから、生産者価格に対して、卸売価格は概ね4割増、小売価格では3〜4倍になります。

  • 生産者価格は端境期の4〜5月がピークで、北海道産の出荷が最盛期を迎える10月までの間に徐々に低下するというパターンですが、2020年のような不作の年は違った動きをします。

  • 卸売数量と価格の推移をグラフにすると、生産者価格と卸売価格、小売価格のカーブは連動することがわかります。

  • 生産者価格の月別推移のグラフは、2020年だけ通常とかなり違っています。おそらく北海道の不作が早くからわかり、品薄になって、価格が跳ね上がった、という特異なカーブを描いています。
◇栽培技術
  • 八百屋さんに寄せられるクレームで多いのは、じゃがいもの生理障害だろうと思います。代表的なものとして中心空洞、褐色芯腐れ、黒色芯腐れ、維管束褐変などがあります。

  • 中心空洞は、肥料を過剰に与えて大きく作った「男爵」に多く見られます。品種によっては出にくいものもあり、サラダ用の「さやか」は肥料を相当与えても出ないと思います。

  • 褐色芯腐れは、異常高温などで発生しやすい生理障害です。黒色芯腐れの原因は酸素欠乏。土が湿った畑で、条件が悪いと出ることがあります。外見からはわからないのがやっかいな点です。

  • 二次成長は、畑が乾ききっているところに急に雨が降ると、止まっていた成長が急に再始動することで起きます。「メークイン」は二次成長しやすい品種で、いくつもの突起が出たりします。

  • 凍害というのは、貯蔵中に凍ったものです。

  • 生理障害が起きる理由、対処法など、「じゃがいもMiNi白書」に詳しい説明を載せていますので、参考にしてください。(https://www.jrt.gr.jp/potatomini/
◇種いもの増殖
  • じゃがいもは栄養体で増えるために増殖率が低く(約10倍)、ウイルス病によって収量、品質ともに大きく低下します。このため、農研機構の種苗管理センターで原原種の生産・供給、道県による原・採種生産と植物防疫法に基づく種馬鈴薯検疫との組み合わせで増殖・供給をしています。

  • 畑でじゃがいもを作るためのものが種いも、種いもを作るためのものが原種、そのさらに元になるのが原原種です。

  • いもを植えれば作れますし、法律違反になるわけではありません。ただし、見えなくてもウイルスに感染している可能性があり、それを畑で作ると、アブラムシがウイルスを伝えて汚染する率が高まります。ぜひ種いもを買って作っていただきたいと思います。

  • 種いも生産のほとんどを占める北海道では、原種ほ、採種ほ、作付面積、生産量、すべて減少しています。生産者の高齢化やジャガイモシストセンチュウの発生拡大が主な要因で、省力化とシストセンチュウ抵抗性品種の普及拡大が喫緊の課題です。

  • 新品種の増殖は、生長点培養による無病化や器内増殖を行い、ミニチューバ―という施設を経て、基本ほに植え、さらにそれを原原種ほで増殖します。10年かかってできた品種が種いもとして出回るにはさらに6年くらいかかる、ということです。
◇料理(食文化)について
  • 欧米における1人1年当たりのじゃがいもの消費量は100kg近く、日本人は青果以外のポテトチップスやフレンチフライを含め20kgほどで、約5倍です。

  • 原産地であるアンデス地方には何千もの品種があり、さまざまな用途に使われています。ヨーロッパではまず越冬用野菜(ビタミンCの供給源)として普及し、魚や乳製品などと組み合わせて多彩な料理になったのは、19世紀に入ってからです。

  • 料理に合った品種を選び、品種に適した料理を作る。これが、じゃがいもを「使いこなす」ことです。たとえば、「キタアカリ」は粉質でこふきいもにぴったりですが、煮ものやみそ汁にすると溶けてしまいます。煮ものなどに適しているのは「メークイン」です。『ジャガイモ事典』には、用途別に合う品種を詳しく解説しています。好みもありますから、それぞれが体験して答えを出すといいでしょう。これについては八百屋さんとも協力し、つねに5品種くらいは店頭に並ぶようになることを願っています。

  • 「さやか」は芋が大きくて芽が浅く、非常に調理のし易い品種です。以前、ある食品会社で、「さやか」と「男爵」のサラダをブラインドで評価してもらったところ、「さやか」のほうが評価が高く、特に女性に高評でした。「男爵」が一番おいしいわけではない、ということです。

  • 現在、農水省のGI(地理的表示制度)に登録されているじゃがいもは、静岡の赤土で作るメークイン「三島馬鈴薯」と、北海道の羊蹄山のふもとで採れる「今金男爵」の2つです。

  • 農水省では、持続的畑作生産体系確立緊急支援事業において、種いも不足に対応できるように予算措置をしています。また、産地パワーアップ事業という仕組みもあり、各生産地が機械を導入するとか倉庫を作るようなときに、予算面で支援できるようにしています。
◇質疑応答より

    Q:外食のフライドポテトは、ほぼすべてが外国産(アメリカ産)です。今後、その状況はどうなるのでしょうか。政府は育種に力を入れるつもりなのか、もうその分野は捨ててしまったのか…。
    A:アメリカのフレンチフライは「ラセットバーバンク」という品種で、砂漠のようなところにかん水施設を作り、大規模に作られています。非常に大きくなるので歩留まりがいいのですが、それを日本に持ち込んでも同じいもは作れません。「ホッカイコガネ」を上手に作れば大きくなり、フレンチフライにも使えますが、現時点で「ラセットバーバンク」に勝てるような品種が日本にないのは事実です。育種では、フレンチフライだけに力を入れるわけにはいかないのですが、あきらめたわけではありません。

    Q:品種改良について質問です。遺伝子組み換えやゲノム編集が話題になっていますが、「ピルカ」などの抵抗性がついているものは遺伝子組み換えでできたものなのでしょうか?
    A:遺伝子組み換えではなく、オーソドックスな育種の手法で改良された品種です。遺伝子組み換えもこれまでの手法も、遺伝子の交雑という意味では同じですが、現時点で、遺伝子組み換えじゃがいもは日本にはありません。ゲノム編集を試験しているじゃがいもはあります。ちなみに、ゲノム編集と遺伝子組み換えの違いは、ゲノム編集はもともとある遺伝子を改変すること、遺伝子組み換えは、もともとなかった遺伝子を外から持ち込むことで、今、日本にあるゲノム編集で作られたものは、トマトと鯛だけだと思います。じゃがいもの場合、ソラニンやチャコニンがない品種をゲノム編集で作ろうとしています。ほかの性質は何も変えないで、グリコアルカロイドを作る遺伝子を壊すという発想です。

    Q:「さやか」を納めたときに、かたくておいしくないといわれたことがあります。
    A:産地や作り方にもよりますが、「さやか」は「男爵」と比べていもくささがありません。私の感覚では、味としてはおとなしい。日本人は「男爵」に慣れていて、あの「いも臭さ」がスタンダードになっているので、「男爵」のイメージで食べると味がないといわれるのかもしれません。

    Q:じゃがいもの貯蔵は何℃が適温でしょうか。テレビで、16カ月くらい寝かせて熟成すると甘さが増す、と言っていました。貯蔵すれば、輸入に頼っていたものを国産品でまかなう可能性がある、という話もあります。一方で凍害のお話もありました。その点はどうなのでしょうか?
    A:通常3〜4℃、凍らない程度の温度でかなり長持ちしますが、糖分が増え、ポテトチップスにすると茶色くなってしまいます。このため、ポテトチップス用では10℃ぐらいの温度で保存するのですが、どうしても芽が伸びてしまいます。凍害は、大きな倉庫で、全体を下げようとして部分的に下がりすぎてしまうところに出ます。貯蔵には繊細なオペレーションが必要です。北海道には、3年間寝かせた「インカのめざめ」を出す産地もあります。「インカのめざめ」は低温で貯蔵すると糖分の一種である「しょ糖」が増える特異な品種なので、1〜2℃で長期間貯蔵するとメロン並みに甘くなります。

    Q:「シャイニールビー」などが出てきて、「アンデスレッド」などは消えていくのですか?
    A:一定のニーズがあれば残ります。ただ、新しい品種のほうが栽培しやすいとか加工適正があるといったメリットがあるので自然に変わっていくだろうと思います。

    Q:「デストロイヤー」は、ずいぶん雰囲気が変わってしまった気がするのですが。
    A:じゃがいもは、遺伝子構成が複雑な4倍体の作物なので、何代にもわたって種芋を栽培・保管・増殖を繰り返していると、変わったり、消えてしまうものがあります。できるだけそうならないようにしてはいますが、原因はよくわかっていません。

    Q:中心空洞の原因は何でしょうか?
    A:品種に適した栽培がされていなかったこと。たとえば肥料のやりすぎ、気温の高すぎなど、栽培面での微妙な不適合によって起こります。起こりやすい品種とそうではない品種があります。

    Q:今日は、時期的に北海道の新じゃがの季節なので、貯蔵品ではないラインナップになりました。1〜2月など、貯蔵品が出てくる季節に、塾生のみなさんそれぞれで食べてみてください。農家さんによっては氷温貯蔵をして甘くしたじゃがいもを出すところもあります。
    A:おっしゃる通り、昔から、冬を越すと甘くなるといわれています。

 

【八百屋塾2022 第8回】 挨拶講演「じゃがいも」について勉強品目「じゃがいも」「早生みかん」産地リモート中継食べくらべ