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■2023年7月23日 第4回 とうもろこし・えだまめ 〜 産地リモート中継 札幌青果物商業協同組合 理事 奥山氏
◇北海道の「とうもろこし」について
[札幌青果物商業協同組合 理事 奥山氏より]
本日は、札幌駅から北に車で30分ほど行ったところにある藤井農園に来ています。私が立っている場所は、とうもろこし約8万本が植えられている畑です。
今のところ、背丈は1メートル20くらい。近況としては、収穫まではまだ少しかかるかな、という感じです。列が揃って大変きれいなのですが、若干頭の部分が物足りないのと、これからもうちょっと大きくなるのではないかと思います。来週中には収穫できて、お出しできる予定です。
先ほど講師の先生から害獣のお話がありましたが、ここでもアライグマがたびたび畑に入り、とうもろこしを食べてしまうそうです。
北海道は、4〜5月にちょっと寒い時期があり、一部の畑が潰れて植えなおした農家さんもいます。ただ、数量は例年よりも多いという話です。8月に入ってから北海道のものが出荷されると思います。
品種は、「めぐみ」、「ゴールドラッシュ」が中心になります。道内、各地のものが関東に徐々に出回ると思いますので、ぜひよろしくお願いします。
[藤井農園 なかもと氏より]
とうもろこしの種を播いたのは7月12日あたりだったと思います。露地だと例年よりも早いです。
途中でちょっと暑くなってしまいましたが、なんとか数量は例年並みになりそうです。
品種は「ほしつぶコーン」。特徴としては、スイートコーンの典型的な甘さで、しっかりしている感じです。やわらかめというよりはかため、茹で上げても実がパンとしています。
同じく札幌でも南のほうだとクマが出てくるのですが、この辺りは大丈夫です。
北海道は寒いのでマルチが必要なところもあります。マルチしないエリアもあります。
朝早いと5時ぐらいから、8万本のとうもろこしを手で収穫していくので、とても大変な作業です。
【八百屋塾2023 第4回】
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